『Don't think. Feel.』
この日本語訳としては、
「考える前に、お客様の温度を感じなさい」となります。
(直訳すれば、「考えるな、感じろ」ですが)
この言葉は、世界的規模のホテルである、
ザ・リッツカールトンの元CEO
ホルスト・シュルツィの言葉だそうです。
ここで言う温度は、もちろん
ホテル内のエアコンの調整ではありません。
お客様の心の温度を指しています。
また、ホテルマンの心の温度も同時に指しています。
つまり、「お客様の気持ちを暖かい心で察しなさい」
というメッセージです。
我々、SEに一番必要なものと言えば技術力ですが、
もう一つ大事なものは
コミュニケーション能力ではないでしょうか?
・お客様にシステム提案をする
・お客様から要望を吸上げる
・仲間のSEと情報交換をする
・設計した仕様をプログラマに伝える
などなど・・・
SEは、物言わないコンピュータに仕事させるため、
日々システムを構築していきます。
お客様とコンピュータを繋ぐための仲介者です。
コンピュータと話をするためには、技術力が必要。
お客様と話すためにはコミュニケーション力が必要なのです。
では、そこのあなた!!
コミュニケーション能力を磨いていますか?
磨こうとしてますか?
対人関係は、普通教えてもらえませんよね。
ビジネスマナーの本は、色々出版されていますが、
本当の意味でコミュニケーション能力を磨く本は少ないです。
では、どこで学ぶか?
プロの仕事を見てみる事が一番だと思います。
いわゆるサービス業の接客を数多く見る事、
実際にサービスを受ける事が手っ取り早いかも知れません。
いくつか紹介してみましょう。
・ディズニーリゾート(ディズニーマジックと言われるサービス業の王者)
・ワタミチェーン(気遣いでのし上がった、チェーン居酒屋)
・ザ・リッツ・カールトン(世界最高峰のサービスレベルのホテル)
・ANA(他業種にまで接客研修を提供する、接客のお手本)
・カシータ(表参道にあるレストラン。私は入籍した夜、ここで食事をしました)
どうでしょう。意外に身近に接客のプロがいませんか?
職場で学び取れないものは、外から持って来ればいいのです。
結局は、身に付けた人の価値(勝ち)ですから・・・