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成長の実感

「問題とは、チャンスが仕事着を着ているにすぎない」

 by 米実業家:ヘンリー・J・カイザー

久し振りに、そのとおりだぁ〜!!
って言葉に出会いました。

「逆境をバネにする」とう言葉もありますが、
ビジネスに当てはめた場合、
これほどしっくりくる言葉は少ないかも知れません。

「問題は、問題だよ。起きないようにするのが仕事だろ?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

それでも仕事上で問題が起きることは多々あるもので、
それらを解決せねばなりません。
放っておいても実害ないものは、問題ではないからです。

SE用に言葉を置き換えてみましょう。

「トラブルが人を育てる」

私の場合、トラブル解決することで今のシステムを学んできました。

自分が開発していないシステムを引継ぎ、仕事をしてきましたが、
トラブルは、勉強中の自分の立場を待ってくれません。

その場で、トラブルが起きた箇所を理解するしかないのです。
その理解の深さは、通常の仕事のレベルでは比べ物になりません。

そして、多くの問題はどのような形であれ解決をみるでしょう。
解決するまで作業を続けるからです。
 
苦難の末、トラブルが解決したら、様々な報酬を得ることでしょう。

まずは、知識の報酬。
 
・システムの知識
・トラブル解決のノウハウ

そして心の報酬。
 
・トラブルの征服感
・解決したという達成感(解放感)
・お客様からの感謝の言葉による、幸福感(これは、場合によりますが)

この心の報酬を如何に受け取る(感じとる)事で、
自分がやってきた仕事の価値が変わります。

トラブルを解決して、

「はぁ〜、終わった終わった。全く・・・大変だよ」

では、心の報酬は少なめですよね。

せめて、

「はぁ〜、やっと終わった。
ここは、こうなってたのかぁ〜、
勉強になったなぁ〜」

で行きましょう。

自己満足でいいんです。
沢山、自己満足しましょう。

それが成長の実感になっていきます。

そして、いつか気がつきます。

【本当は、自己満足ではなかった事】

みんな見てるんですよねぇ〜、実際問題。
一つ、一つの問題解決の内容を見てるわけではありません。

あなたの成長過程を見ているんです。

こういう過程を経て得た信頼は、簡単に崩れることはありません。

トラブルが、いやチャンスが仕事着を着て自分のところにやってきたら、
面倒臭がらずに仕事着から遊び着に着替えさせてやってください。

そのチャンスが大きければ、着替えの作業も大変ですけどね。。。

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