「時は金なり」
時間は、時間であり、金ではない。
時間というものは、そもそもタダであり、
個人がどのように使用しても構わないものである。
しかし、その使い方に妙味がある。
例えば空間という要素を加えると、お金に結びついて来る。
マンガ喫茶、カラオケBOX、新幹線・・・挙げればきりがない。
全て、時間を売っていると言える。
自分が好きな事をするための空間を借りて過ごす事は、
売り手が販売している時間を買っている事になる。
また、短い時間で移動させる新幹線は、特急料金を取る。
時間がある人は鈍行でもいいのだ。
青春十八切符などいい例である。
会社の従業員であれば、
個人の時間を会社に提供することによって、
会社から対価を得ている。
勿論、会社に提供する時間だけでなく、
仕事の内容と品質で対価が違う事は言うまでも無い。
もし、そうでないと感じるならば、
即刻その会社をやめて
評価してくれる会社に変わることをお勧めする。
時間を制御することはできないが、
管理することはできる。
一般に仕事ができると言われる人は、
時間の使い方が上手い場合が多いようだ。
最近、私が心がけていることを少し紹介したいと思う。
マネをして失敗しても、謝ることしかできないのでご了承のほど・・・
1.仕事はキリのいいところで終わらせない。
→時間が来たら、若干中途半端なところでもその時点で終わらせる。
キリが良いと、次に再開する時に
余計な心の前準備が必要になる場合があるからだ。
中途半端に終わらせるのは気持ち悪いかも知れないが、
それは、頭がその仕事の続きを勝手にやっているからである。
2.Do Now(すぐ着手する)
→なるべく後に廻さない。
着手するのが億劫になるからだ。
あとは、着手したもの忘れないように最後までやりきればOK。
仕事の場合、出来が多少完成度が低くても、
早く出すことがいい結果を生む事が多い。
最初から高い完成度を求められている場合は別であろうが、それは稀。
OUTPUTが遅いと言うことは、
相手の時間を奪っているということでもある。
時間に対してもっとケチでありたいものだ。